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武田神社 菱和殿天井画【一】
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・渡辺隆次/画・文 ・賛助文/串田孫一 ・装幀/中島かほる
・四六判上製/160頁 ・定価:2,625円(2,500円+税5%) ・ISBN4-943931-58-8
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〜天井を彩る曼陀羅の世界
三十六篇の“甲斐の風景”小物語〜
武田信玄公を御祭神とする武田神社。平成12年、神社御鎮座80年を記念し儀式殿「菱和殿」が竣工した。
この菱和殿の天井に納められた、渡辺隆次画伯による総数120枚にもおよぶ天井画。「甲斐八珍果」をはじめとした野の花や木の実、キノコなど、天空間には壮大なる曼陀羅が広がる。
ライフワークとして甲斐の息吹を描き続ける渡辺画伯の創作活動は、氏自身のもうひとつの才能を鼓舞し、36篇の「甲斐物語」を生んだ。「一枚の絵にひとつの物語」のオムニバス形式で、「甲斐の風景」賛歌や「現代文明」への警鐘などが、渡辺氏独特の世界観で綴られる。
圧倒的な迫力の絵と、簡明な散文が読む者を強く惹きつける――。
●串田孫一氏 推薦●
〜渡辺隆次さんが私の後ろから静かな声でこう言われました。
「或る時気が付いたのですが、この世の動植物が果たしている命の役割、命の循環、それは誤りではないでしょうね。」
(賛助文より)
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― 孤高の画家の眼を通して描く
新羅万象のオムニバス画文集
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他 全36点
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1939年、東京八王子生まれ。武蔵野美術学校(現・武蔵野美大)卒業。東京学芸大学養護科修了。画家。無所属。
77年から八ヶ岳山麓のアトリエで制作をつづけている。92年〜99年まで武蔵野美大特別講師。著書は『きのこの絵本』『山のごちそう』『八ヶ岳
風のスケッチ』(筑摩書房)など。
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武田氏三代の居館、躑躅ヶ崎館跡に建つ荘厳な神社。御神体は武田信玄公。甲府駅前から2キロもの長い参道のさきにあり、はるか遠方に朱の大鳥居がそびえたつ。神社を囲む堀にかかる朱色の橋を渡ると広大な境内がひろがり、サクラやツツジといった季節の草花が出迎えてくれる。
神社の前面には甲府盆地を俯瞰し、遠くは甲斐の連山を望み、後方に信玄公誕生の地、積翠寺要害山を控えた景勝地である。
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平成12年、ご神体である信玄公御鎮座80年を記念し、創建された新儀式殿。
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菱和殿には、渡辺隆次画伯の筆による総数120枚の天井画が納められている。そのうち4枚は武田信玄の旗印でも有名な孫子の「風」「林」「火」「山」の文字、2枚は武田神社御神紋であり、武田氏の家紋である武田菱がはめこまれている。
天井画のテーマとして、「甲斐八珍果」をはじめ、野の花、木の実、キノコが取り上げられ、天井画による甲斐国の博物誌的な趣を醸し出している。 |
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