横浜港ドイツ軍艦燃ゆ
惨劇から友情へ 50年目の真実
 石川美邦(神奈川新聞編集局報道部) 著
 四六判上製/308頁/定価:2548円(2427円+税5%) 
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 横浜港で起きたヒトラー指揮下の最新鋭艦の爆破事件の全貌を、半世紀を経て日独の関係者の証言から解明。

 

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 石川美邦(いしかわ・みくに)
 
 1954年9月、東京生まれ。中央大学文学部哲学科卒業。東京タイムス社会部(警視庁記者クラブ)、経済部(兜倶楽部、建設クラブ、運輸省記者クラブ)を経て、88年神奈川新聞入社。支局、経済部を経て、現在編集局報道部。一貫して社会〜経済のボーダレスゾーンを取材対象とする。

●本書刊行に際して●

 52年前、横浜港で60名以上のドイツ水兵が命を失いました。彼らは悲劇的な事故の犠牲となり、遠く離れた異国の地で、しかし同盟国・日本の友人たちに看取られて、祖国のための戦争に倒れたのでした。
 
 この事故を生き延びた何人かは今なお健在ですが、若い世代にあっては「ウッカーマルク号」と「仮装巡洋艦第10号」の運命について知る者はわずかです。日本の子供たちや横浜市民の方々の手で大切に護っていただいた横浜根岸墓地の墓碑が、ドイツ人犠牲者のことを想い起こさせてくれます。本書には、1942年11月30日に爆発炎上したドイツの戦艦の物語が描かれています。著者は歴史の中に埋もれていた出来事に光を当てました。本書によりドイツ水兵の運命が記憶に留められ、ひいては平和を促すものになると考えます。
 
 このドイツの戦死者の運命を後世に語り継ごうとされた石川美邦氏のご尽力に御礼申し上げ、ご著書のご成功を記念致します。

1994年11月
在日ドイツ連邦共和国大使館
国防武官 陸軍大佐
ロベルト・ウェルナー


〜CONTENTS〜

・序章
・第一章
・第二章
・第三章
・第四章
・第五章
・第六章
・第七章
ガラス乾板
仮装巡洋艦
蒐集
爆発
目撃
流言
検証
祭典
・第八章
・第九章
・第十章
・第十一章
・第十二章
・第十三章
・第十四章
・終章
決戦
箱根
八丈島
原因
再会
三つの謎
復刻
全てが解明された
★寄稿 国民学校一年生が体験した「戦争」 伊波新之助(朝日新聞調査研究室主任研究員)
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